ピーナッツな日常

日常をピーナッツな視点で描きます

「相席居酒屋」は本当に口説けるのか?徹底リサーチ!!

相席居酒屋とは、、、

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相席居酒屋とは、相席がコンセプトの居酒屋。

知らない男女が相席となり、お酒を飲みながら会話を楽しみます。

 

女性は無料でお酒が飲めることから、女子大学生やOLの間で人気急上昇中。

都内初店舗として今年3月、赤羽にオープンし、新宿、渋谷と店舗を増やしています。

 

今回はそんな人気の相席居酒屋へ突撃レポートに行ってきました!!

 はたして、素晴らしい女性と出会うことはできるのか?!

 

相席居酒屋へどきどきの入店編

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金曜日。20時半。友人と二人でお店に到着。

すでに長蛇の列・・・

どうやら一番込んでいる時間に来てしまったようだ。

 

高鳴る鼓動を抑え、紳士に最後尾へと足をはこぶ。

 

わたしの左には、友人の希望に満ち溢れた顔がある。

おそらくわたしもそうだ。

 

待ち時間をつぶすためか、緊張を少しでもほぐすためか、

友人とふざけながらトークシミュレーションを繰り返す。

 

・・・30分は経っただろうか。一向に進まない列。

 

シミュレーションにも飽きてしまい、おもむろにスマホをポケットから取り出す。

見たくもないfacebookからはじまり、ゲームやニュースサイトを転々と。

ニュースサイトからは話のネタになる話題をメモ。

退屈だが、準備に余念がない。


1時間半後・・・・


ようやく、店に入店。

店内に踏み入れたその一歩は月面着陸をした、

アームストロングにも負けずと劣らず堂々とした一歩である。

 

推定年齢28歳。

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席に着くなり、さっそく二人組が相席。

推定年齢は28歳ぐらいだろうか。

 

アルコールが注がれていないわたしは

動揺を隠すことができず、

「うぅおぉいっす!」

とたんの絡まった一声。

焦ったわたしはひだりに助けの視線をなげかける。

 

友人、無言。

 

先ほど注文を済ませたにもかかわらず、

メニューから視線をそらさないすがたから

友人の無言のメッセージが伝わる。

 

頼るものをなくしたわたしは、

妙な責任感からその場を仕切りはじめる。

 

先ほど、待ち時間に見ていた、

「コンパ必勝法7箇条」の記事にならい、まづは軽い自己紹介。

 

二人目の自己紹介に差し掛かったころでようやくビールが席に届き、わたしの体内にアルコールが注がれる。

 

この勢いをとめてはいかん。

 

そこから、仕事の話、地元、スポーツ、

趣味へと次々にお題を変え、場をまわす。

 

4人の笑い声。

 

終盤はアルコールも手伝ってか、饒舌に話すわたし。

気づけば友人も顔を赤らめて、楽しそうである。

 

推定年齢28歳も同様に楽しそうである。

 

こんなにもはじめて会った男性の前で歯茎を見せながら笑うだろうか。

自分の仕切りに「自信」がでてきたことはまちがいのない事実である。

 

手ごたえはある。

 

これならいける。

 

必ず。

 

いこう。

 

連絡先を聞くため、スマホをポケットから取り出す。

スマートに尚且つ紳士に取り出す。

 

「最近友達がLINEの乗っ取りにあってさー」

むりやりLINEのトークを展開。

これも待ち時間で仕入れた連絡先を違和感なく聞く方法である。

 

・・・

のってこない。

 

「このスタンプ可愛くない?、ほしい?」 

「大丈夫です、、」

断られた。

 

わたしからでる異様な空気を感じ取ってか、

推定年齢28歳は話しをそらしつつ、終電の話しを仕切りにする。

 

ばれたのか、焦りながら紳士に優しく、阻止にかかる。

拒む推定年齢28歳。

攻めるわたし。

知らん顔の友人。

 

、、、

何攻防繰り広げただろうか?

夜空の満月とは裏腹にお会計が妙に高く見えた。

これがわたしの相席居酒屋だ。

 

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